set_fftw_wisdom
fftw wisdomを設定
呼び出し手順
set_fftw_wisdom(txt)
引数
- txt
fftw wisdomを含む文字列行列.
注意
この関数は, MKL intelライブラリを使用する Scilabバージョンでは実装されていません (特にWindows用のScilab公式版).
説明
この関数は文字列行列により fftw wisdom を設定します.
get_fftw_wisdom
および
set_fftw_wisdom
を使用することで,
同じデータの大きさと
fft関数に同じオプションにして
多くのコールを行う場合に
fft効率を最適化できるようになります.
例
sample_rate=1000; t = 0:1/sample_rate:40; N=size(t,'*'); //サンプル数 s=sin(2*%pi*50*t)+sin(2*%pi*70*t+%pi/4)+grand(1,N,'nor',0,1); fftw_forget_wisdom(); timer();y=fft(s);t1=timer() //最初のコール timer();y=fft(s);t2=timer() //2番目のコールは保存したwisdomを使用 t1/t2 wisdom1=get_fftw_wisdom(); //カレントの wisdomを保存 //異なるfftを実行 A = zeros(256,256); A(5:24,13:17) = 1; X = fft(A); //s と同じ大きさで新規信号を作成 s1=sin(2*%pi*10*t)+sin(2*%pi*7*t+%pi/4)+5*grand(1,N,'nor',0,1); //保存したwisdomを回復 set_fftw_wisdom(wisdom1); timer();y=fft(s);t3=timer() t3/t2
参照
- get_fftw_wisdom — fftw wisdomを返す
- fftw_forget_wisdom — fftw wisdomをリセット
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