deff

引数

e1, e2, ...

入力変数.

s1, s2, ...

出力変数.

text

文字列行列

説明

deff はテキスト文字列で記述された一連の命令から 関数を定義する際に使用されます. 得られる関数オブジェクトはテキストファイルで定義され, exec または exec で 定義された他の関数と同じ特性を有しています.

> 命令の中の引用符(文字列の区切りまたは行列の転置を意味する)は, ただしく解釈されるように二重化する必要があります(quoteのヘルプを参照). この仕様のため,作成作業はやや不便となります.

例

deff('x = myplus(y,z)', 'x = y+z')
myplus(1,%i)

deff('[y, z] = mymacro(x)', ['y = 3*x+1'; 'z = a*x + x.^2'])
a = 3;
[u, v] = mymacro(2)

--> deff('x = myplus(y,z)', 'x = y+z')
--> myplus(1,%i)
 ans  =
   1. + i

--> deff('[y, z] = mymacro(x)', ['y = 3*x+1'; 'z = a*x + x.^2'])
--> a = 3;
--> [u, v] = mymacro(2)
 v  =
   10.

 u  =
   7.

参照

• function — 関数定義をオープンする
• exec — スクリプトファイルを実行する
• getd — ディレクトリで定義された全ての関数を取得する
• genlib — 指定したディレクトリの関数からライブラリを構築する
• jdeff — 静的JavaメソッドをScilabマクロにマップ
• jcompile — Javaコードまたはファイルをコンパイルする

履歴