lines

引数

nl

整数, 垂直方向のページ切替制御の行数.

• 0の場合,垂直方向のページ切替制御は行われません.

• -1の場合: 垂直ページング制御をウインドウの現在 の大きさにリセット.

nc

整数, 出力の列の数. 整形出力で使用されます

ncl

1x2 ベクトル [nc,nl]

説明

lines はScilab表示ページ制御を処理します.

lines() は結果の表示用にScilabにより現在使用されている ベクトル [# columns, # rows]を返します.

lines(nl) は,(moreとユーザに聞くまでの)表示行の数を nlに設定します.

lines(0) は垂直ページ制御を無効にします

lines(nl,nc) は 出力の大きさをnc列にも変更します.

Scilabが-nwオプションを指定せずに起動された場合, linesパラメータは出力ウインドウの大きさに 基づき自動的に設定されます. これらのパラメータはウインドウの大きさが変更された場合にも 自動的に修正されます.

例

lines(0,100)
rand(2,8)

lines(0,65)
rand(2,8)

--> lines(0,100)
--> rand(2,8)
 ans  =
   0.2113249   0.0002211   0.6653811   0.8497452   0.8782165   0.5608486   0.7263507   0.5442573
   0.7560439   0.3303271   0.6283918   0.685731    0.068374    0.6623569   0.1985144   0.2320748

--> lines(0,65)
--> rand(2,8)
 ans  =
         column 1 to 5
   0.2312237   0.8833888   0.3076091   0.2146008   0.3616361
   0.2164633   0.6525135   0.9329616   0.312642    0.2922267

         column 6 to 8
   0.5664249   0.3321719   0.5015342
   0.4826472   0.5935095   0.4368588

参照

• mode — sets or queries the mode echoing Scilab instructions in the console
• format — set the default output format of decimal numbers
• disp — 変数を表示
• print — 変数をファイルに出力する
• clc — コマンドウインドウを消去する

履歴