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driver
グラフィックドライバを選択する
呼び出し手順
current_driver = driver() driver(driver_name) previous_driver = driver(driver_name)
引数
- driver_name
文字列, 選択するドライバ(大文字小文字を区別せず).
current_driver
文字列, 選択中のドライバ.
previous_driver
文字列, 前に選択されたドライバ.
説明
この関数は異なるエクスポートまたは表示用の異なるドライバ間の スイッチを提供します.
画面への直接レンダリングまたはグラフィックユーザインターフェイス
のないオフスクリーンエクスポートが,
scilab-adv-cli
(または
-nw
を付けてコール)モードで利用可能です.
入力引数を指定さえずに使用した場合,
driver
関数は現在の
グラフィックドライバ名を返します.
画面出力
Scilabのデフォルトの動作では, グラフィックをオフスクリーン形式ではなく 新規ウインドウに表示します.
グラフィックを書き込まない場合, "null"形式を使用することができます.
- X11またはRec
コンピュータ画面に出力.
サポートされるベクトル形式
選択されるドライバは以下のベクトル形式のどれかとすることができます:
- Posまたはps
ポストスクリプト形式で出力.
PDF形式で出力.
- SVG
SVG形式で出力.
サポートされるビットマップ形式
選択されたドライバは以下のビットマップ形式のどれかと することができます:
- GIF
GIF形式で出力.
- PNG
PNG形式で出力.
- JPEG または JPG
JPEG形式で出力.
- BMP
BMP形式で出力.
- PPM
portable pixmap (PPM) 形式で出力.
注意
グラフィック出力を(一時ディレクトリに書かれる) GIFファイルにリダイレクトする際に, 以下の例を使用できます:
previous_driver = driver('GIF'); xinit(TMPDIR+'/mygiffile.gif'); plot3d(); xend(); driver(previous_driver); // Scilabの元の動作に戻す
例えば,img*.gif
という名前の
一連のGIFファイルを生成した場合,
(anim.gif
という名前の)
アニメーションGIFファイルを以下のように構築できます.
convert -delay 10 img*.gif anim.gif
履歴
バージョン | 記述 |
5.4.0 |
|
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