Scilab 6.0.1
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sciprint
ユーザに標準メッセージを出力するCゲートウェイ関数 (C printf関数と同じプロファイル)
呼び出し手順
void sciprint(format,value_1,..,value_n)
Arguments
- format
char* 文字列. 変換を指定するリテラル文字からなる文字列を指定します.
- value_i
フォーマットパラメータ(%s, %d, ...)に基づき変換するデータを 指定します.
説明
このCゲートウェイ関数はScilabユーザにメッセージを表示する機能を提供します. 基本的に,この関数は,C言語のprintf関数をエミュレートします. この関数を利用するには sciprint.h を読み込む必要があります. このヘッダは output_stream モジュールで提供されます (このディレクトリはデフォルトで読み込まれます).
エラーを発生させたい場合, 関数 Scierrorの方がより適当です.
例
この例では, C ゲートウェイ関数は sciprint関数の使用方法を表す 複数のメッセージをScilabコンソールに出力します.
#include <stack-c.h> #include <sciprint.h> int sci_mysciprint(char * fname) { sciprint("printing an integer: %d\n", 1); sciprint("printing a double: %f\n", 2.1); sciprint("printing a string: %s\n", "test"); return 0; }
参照
- printf_conversion — mprintf, msprintf, mfprintf 変換仕様
- mprintf — 変換, 整形し, Scilab主ウインドウにデータを書き込む
- Scierror — エラーメッセージをユーザーに表示するCゲートウェイ関数 (printf関数と同じプロファイル)で, エラーレベルを示す整数値を返す
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