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find
論理値ベクトルまたは行列のtrue要素の添え字を見つける
呼び出し手順
[ii]=find(x [,nmax]) [i1,i2,..]=find(x [,nmax])
引数
- x
は論理値ベクトル,論理値行列,論理値ハイパー行列, "標準"行列またはハイパー行列です.
- nmax
返される添え字の最大数を指定する整数. デフォルト値は"全て"を意味する -1 です. このオプションは,全ての添え字の探索を避け,処理効率を改善するために 使用できます.
- ii, i1, i2, ..
整数ベクトルの添字または空行列
説明
x
が論理値の場合,
ii=find(x)
はx(i)
が
"true"の添字i
のベクトルを返します.
trueとなる要素がみつからない場合,空行列が返されます.
[i1,i2,..]=find(x)
は,
x(i1(n),i2(n),..)
が "true" の
添字i1
(行の場合) および
i2
(列の場合),..のベクトルを返します.
trueとなる要素がみつからない場合,
i1
,i2
, ...の空行列を返します.
x
が標準行列またはハイパー行列の場合,
find(x)
はfind(x<>0)
と解釈されます.
find([])
は []
を返します.
例
beers=["Desperados", "Leffe", "Kronenbourg", "Heineken"]; find(beers=="Leffe") // OK find(beers=="1664") // KO find(beers=="Foster") // KO beers=[beers, "Foster"] find(beers=="Foster") // OK A=rand(1,20); w=find(A<0.4) A(w) w=find(A>100) B=rand(1,20); w=find(B<0.4,2) //最大2個の値を返す H=rand(4,3,5); //ハイパー行列 [i,j,k]=find(H>0.9) H(i(1),j(1),k(1))
参照
- boolean — Scilab オブジェクト, 論理値(boolean)変数および演算子 & | ~
- extraction — 行列およびリストのエントリの展開
- insertion — 変数への部分的な代入または修正
- vectorfind — ベクトルに一致する行列の行または列を見つける
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