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Scilabヘルプ >> Scilab > Debugging > setbpt

setbpt

ブレークポイントを設定する

呼び出し手順

setbpt(macroname [,linenumb])

引数

macroname

文字列

linenumb

スカラー整数または整数ベクトル

説明

setbptは,対話的にブレークポイントを 関数macronameの 行番号linenumb(デフォルト値: 1)に挿入します.

linenumb は,行または行番号の列ベクトル,または 行番号のスカラー値とすることができます.

linenumbの行番号は, 関数macroname内の 物理的な行番号となります.

5.0より前のバージョンのScilabでは, 論理的な行番号が使用されていたことに注意してください. 物理的行番号と論理的行番号の差は, 継続行の数です(dot参照).

ブレークポイントに達した時, Scilabは指定された 物理行を評価し, 実行フローを停止します. 関数がコンパイルされていない場合(comp参照), その行が画面に出力されます. Scilabは一時停止モードに入り, ユーザがカレントの値を確認できるようになります. この一次停止resume または abortにより解除できます.

関数を再定義してもブレークポイントは消去されません. ユーザーはdelbptにより明示的にブレークポイントを 削除する必要があります. ブレークポイントを指定する関数の数は 100以下, ブレークポイントの合計数は 1000 以下とする必要があります.

setbpt('foo')
setbpt('foo',10)
dispbpt()
delbpt()
setbpt('foo',[1,2,5,6])
dispbpt()

参照

  • delbpt — ブレークポイントを削除する
  • dispbpt — ブレークポイントを表示
  • pause — 中断モード, キーボード入力を待つ
  • resume — リターンまたは復帰実行およびローカル変数をコピー
  • abort — 評価を中断する.
  • quit — Scilabを終了またはpauseレベルを減らす
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Last updated:
Wed Apr 01 10:24:57 CEST 2015