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nanmax
最大値 (Nanを無視)
呼び出し手順
[m,index]=nanmax(x) [m,index]=nanmax(x,'r') [m,index]=nanmax(x,'c')
パラメータ
- x
実数または複素数のベクトルまたは行列
説明
この関数は,ある実数または数値行列x
について,
最大の要素m
(NaNは無視)を出力します.
x
が数値ベクトルまたは行列の場合,
m=nanmax(x
はスカラーm
に
x
に最大の要素(NaNを無視)を
返します.
[m,index] =nanmax(x,orient)
は,
x
の(NaNを無視した)最大要素の値を
スカラーm
,そして,
x
におけるこの要素のインデックスを
出力します.
m=nanmax(x,'r')
は,
x
の各列の(NaNを無視した)最大要素を
1行size(x,2)列の行列に出力します.
[m,index]=nanmax(x,'r')
を使用した場合,
1行size(x,2)列の行列indexはその対応する列がxの各列の最大要素の
インデクスとなります.
m=nanmax(x,'c') は,size(x,2)x1行列mに xの各行の(NaNを無視した)最大要素を出力します. [m,index]=nanmax(x,'c')を使用した場合, size(x,2)x1行列indexは,対応する行がxの各行の (NaNを無視した)最大要素のインデックスとなります.
Labostatでは, NAN 値は表における欠損値を意味します.
例
x=[0.2113249 %nan 0.6653811;0.7560439 0.3303271 0.6283918] m=nanmax(x) m=nanmax(x,'r') m=nanmax(x,'c')
参考文献
Wonacott, T.H. & Wonacott, R.J.; Introductory Statistics, fifth edition, J.Wiley & Sons, 1990.
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