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Scilabヘルプ >> Scilab > Error handling > lasterror

lasterror

直近に記録されたエラーメッセージを取得

呼出し手順

str=lasterror( [opt] )
[str,n]=lasterror([opt])
[str,n,line,func]=lasterror([opt])

引数

str

文字列のベクトルまたは空の行列. 直近に記録されたエラーメッセージ.

n

整数, 0 または直近に記録されたエラー番号.

line

整数, 0 または直近に記録された関数行番号.

func

文字列, 直近に記録された関数名

opt

論理値, %f の場合, 記録されたメッセージはクリアされる. デフォルトは %t.

説明

エラーが発生する度に, Scilab エラーハンドラは, 内部テーブルにそれを記録します(直近のエラーのみ保持されます). lasterror 関数により,このテーブルから メッセージ,エラー番号,カレントの関数およびその関数における カレントの行番号を取得できます.

出力される行番号は,直近にエラーが発生した 物理的な行番号です. 5.0 より前のバージョンの Scilab では 論理的な 行番号が出力されていたことに注意してください. エラーを発生した関数において,エラーを発生するより前の部分に 継続行 (dot参照)が含まれる場合のに差異を生じます.

この関数は,errcatch または execstrを使用する場合に特に有用です.

記録されたエラーメッセージは, lasterror(%f)とコールすることにより次回 lasterrorをコールする時のために保持する ことができます.

ierr=execstr('a=zzzzzzz','errcatch')
if ierr>0 then disp(lasterror()),end

参照

  • errcatch — エラーの捕捉
  • execstr — 文字列中のScilabコードを実行
  • error — エラーメッセージ
  • errclear — エラーのクリア
  • edit_error — 直近に記録されたエラーのソースをscilabエディタで開く
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Last updated:
Wed Apr 01 10:24:57 CEST 2015