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nanmeanf
頻度を指定した平均 (Nanを無視).
呼び出し手順
m=nanmean(val,fre) m=nanmean(val,fre,'r') (or m=nanmean(val,fre,1)) m=nanmean(val,fre,'c') (or m=nanmean(val,fre,2))
パラメータ
- val
実数または複素数のベクトルまたは行列
- fre
valと同じ次元の整数のベクトルまたは行列
説明
この関数は,ある実数または数値行列valについて,
valと同じ型の整数ベクトルまたは行列
freの対応する値により示された頻度を
考慮して,値の平均(NaNは無視)をmに返します.
あるベクトルまたは行列valについて,
m=nanmeanf(val,fre)または
m=nanmeanf(val,fre,'*')は,
スカラーmに
各値はfreの対応する値に示された
乗数を考慮して
valの(NaNを無視した)全エントリの平均を
返します.
m=nanmeanf(val,fre,'r') (もしくは等価な,
m=nanmeanf(val,fre,1) ) は,
1xsize(val,'c')の行ベクトルmの
各エントリにvalの各列の
freの対応する値に示された乗数を考慮した
(NaNを無視した)平均を返します.
m=nanmeanf(val,fre,'c') (もしくは等価な,
m=nanmeanf(val,fre,2)) は,
size(val,'c')x1の列ベクトルmの
各エントリにvalの各行の
freの対応する値に示された乗数を考慮した
(NaNを無視した)平均を返します.
Labostatでは, NAN 値は表における欠損値を意味します.
例
x=[0.2113249 %nan 0.6653811;0.7560439 0.3303271 0.6283918] fre=[34 12 25;12 23 5] m=nanmeanf(x,fre) m=nanmeanf(x,fre,1) m=nanmeanf(x,fre,2)
参考文献
Wonacott, T.H. & Wonacott, R.J.; Introductory Statistics, fifth edition, J.Wiley & Sons, 1990.
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