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factors
実数因数分解
呼び出し手順
[lnum,g]=factors(pol [,'flag']) [lnum,lden,g]=factors(rat [,'flag']) rat=factors(rat,'flag')
パラメータ
- pol
実数多項式
- rat
実数有理多項式 (
rat=pol1/pol2
)- lnum
(1 または 2次の)多項式のリスト
- lden
(1 または 2次の)多項式のリスト
- g
実数
- flag
文字列
'c'
または'd'
説明
多項式pol
の因数を
リストlnum
および"ゲイン" gに返します.
(flag
が指定されない場合,)
pol= g にリストlnum
のエントリの積を乗じることになります.
flag='c'
が指定された暴い,
|pol(i omega)|
= |g*prod(lnum_j(i omega)|
となります.
flag='d'
が指定された場合,
|pol(exp(i omega))|
= |g*prod(lnum_i(exp(i omega))|
となります.
factors
の引数が 1x1 有理数 rat=pol1/pol2
の場合,
分子pol1
および分母 the denominator pol2
の因数
がそれぞれリストlnum
および lden
に返されます.
"gain" は g
に返されます.
すなわち:
rat= g times (lnumのエントリの積) / (ldenのエントリの積).
flag
が'c'
(または'd'
)の場合,
pol
の根は虚軸(または単位円)に関して折り返されます.
すなわち,lnum
の因数は安定な多項式となります.
有理数の引数を指定してfactors
がコールされた場合:
lnum
および lden
のエントリは,
flag
が指定された場合に
安定な多項式となります.
有理関数R1
またはSISOリストsyslin
を指定する
R2=factors(R1,'c')
または R2=factors(R1,'d')
の場合,
出力R2
は,安定な分子および分母を有し,
虚軸('c'
)または単位円('d'
)に沿った
R1
と同じ大きさの伝達関数となります.
例
参照
- simp — 有理数の簡単化
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