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2025.0.0 - 日本語


external

Scilabオブジェクト, 外部関数またはルーチン

説明

特定のコマンドで使用する外部関数またはルーチン.

"external" は, (ode, optim, schur... のような) いくつかの高レベルプリミティブの引数として使用される 関数またはルーチンです.

external (関数またはルーチン)の呼び出し手順は, external の引数を設定する高レベルプリミティブにより 規定されています.

例えば, 外部関数 costfunc は, optim プリミティブの引数です. その呼出し手順は次のようになります: [f,g,ind]=costfunc(x,ind) そして optim (高レベル最適化プリミティブ)は 以下のようにコールされます

optim(costfunc,...)

ここで, costfunc (評価関数はプリミティブ optimにより最小化されます)は, f=f(x) およびxにおける fの傾きgを評価します (ind は整数です. その使用法は optimヘルプに詳述されています).

その他の値が外部関数により必要とされる場合, これらの変数をその環境において定義することができます. また, 外部関数をリスト内に置くことができます. 例えば,外部関数

[f,g,ind]=costfunc(x,ind,a,b,c)

は, external が list(costfunc,a,b,c)の場合, optimに適用できます. そして, optimへのコールは 以下のようになります:

optim(list(costfunc,a1,b1,c1),....

externalはFortranまたはCルーチンとすることもできます: これは計算を高速化するために有用です.

ルーチンの名前は文字列として高レベルプリミティブに 指定することができます. このルーチンの呼び出し手順も規定されています.

外部FortranまたはCルーチンも動的にリンクできます (link参照).

参照

  • ode — 常微分方程式ソルバ
  • optim — non-linear optimization routine
  • dae — Differential algebraic equations solver
  • intg — 定積分
  • schur — 行列およびペンシルの[ソートされた] Schur 分解
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Thu Oct 24 11:17:47 CEST 2024