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2024.0.0 - 日本語


xcos_debug_gui

Debug Xcosブロックで使用される対話的デバッグ機能

説明

Xcos Debug ブロックにより シミュレーション時に各ブロックの 実行前および実行後に実行されるScilab命令を設定できるように なります. Debugブロック命令用xcos_debug_gui()命令を設定することにより, シミュレーション開始時にグラフィックユーザインターフェイス がオープンされます. このGUIにより対話的デバッグが可能となります. 特にシミュレーションを中断させる条件(ブレークポイント)を 動的に指定することができるようになります. ブレークポイントで中断した際に, ユーザは ブロックの カレントの値, 状態, 入力, ....を調べることができます.

いつでも, ユーザは以下の累積条件の集合によりブレークポイントを 指定することができます:

  • カレントのブロックがコールされたフラグの値

  • カレントの日付の値

  • ブレークがブロックコールの前に起きたかどうか

  • Scilab論理式の値により, ブレークは条件がtrueに評価された場合に アクティブになります. この式では, カレントのブロック要素と Scilab関数 curblock および scicos_time を有する ブロック変数 C_struct を使用できます.

シミュレーションが中断した場合, グラフィックユーザインターフェイスが カレントの時間とカレントのフラグの値, ブロック番号とスーパーブロック階層におけるブロックのパス を表示します.

"Next" ボタンにより次の中断条件までシミュレーションが 再実行されます

"End debug" ボタンにより条件が全て無効となり, シミュレーションが終了します

"Pause" ボタンにより,Scilabコンソール内で Scilab命令を実行するカレントのブロックに関連する ブロックデータ構造体を対話的に観測できるようになります. ユーザは戻る際に"return"命令を入力する必要があります.

参照

履歴

バージョン記述
0.0 Serge Steer から、関数 xcos_debug_gui() が追加されました
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Last updated:
Tue Oct 24 14:36:25 CEST 2023