Scilab Website | Contribute with GitLab | Mailing list archives | ATOMS toolboxes
Scilab Online Help
2023.1.0 - 日本語


listfiles

ファイルのリスト

呼び出し手順

files = listfiles(paths [, flag, flagexpand])

引数

paths

パス名の集合を指定する文字列の行列 (多くの場合, 末尾が * のパターンとなります)

flag, flagexpand

オプションの論理値パラメータ (デフォルト値は%tです).

files

文字列の行列.

説明

listfiles は, パスエントリの指定したパターンのどれかに一致するファイル の一覧を得るために使用されます. パターンは,ファイルに関する情報を取得するために Unixではls,Windowsでは dirコマンドに指定されます. このため, ポータブルなScilabスクリプトを書くためには, 両方のOSに有効なワイルドカードパターンを指定する必要があります. パス名の変換が行われ,例えばSCI/core/macros/*.sci はUnixとWindowsの両方で有効なパターンであることに注意してください.

flag が真の場合,pathsで 指定したパス名は getos() == 'Windows' の値に基づき変換されます (pathconvert参照). さらに,flagexpand が真の場合, HOME, SCI または ~ のような 主要な文字列は環境変数を用いて展開されます.

入力引数 paths がディレクトリ名の場合, 返されるfilesはディレクトリのネーティブな名前です.

入力引数pathsが複数の要素を有する場合,または パターンfiles (例: "/*", "*.c")を有する場合, 返されるfilesは絶対パス (すなわち,ディレクトリ名の末尾にファイル名を追加したもの)です.

files=listfiles(['SCI/modules/core/macros/*.sci';'SCI/modules/core/macros/*.bin']);

履歴

バージョン記述
5.4.0 pathsが単一の文字列でない場合, 返されるファイルは全て絶対パス形式に統一されます.

参照

  • findfiles — 指定したファイル仕様を有する全てのファイルを見つける
  • basename — ファイル名からディレクトリと接尾辞を取り除く
  • pathconvert — POSIXおよびwindowsの間でパス名を変換.

履歴

バージョン記述
5.4.0 If paths is not a single string, all returned files are homogenized with the absolute path form.
6.0.2 Under Windows, up to 6.0.1, listfile("test") actually performed listfile("test.*"). It is no longer the case.
Report an issue
<< isfile file_system mdelete >>

Copyright (c) 2022-2024 (Dassault Systèmes)
Copyright (c) 2017-2022 (ESI Group)
Copyright (c) 2011-2017 (Scilab Enterprises)
Copyright (c) 1989-2012 (INRIA)
Copyright (c) 1989-2007 (ENPC)
with contributors
Last updated:
Mon May 22 12:43:11 CEST 2023