cdff
累積分布関数: F分布
呼び出し手順
[P,Q]=cdff("PQ",F,Dfn,Dfd) [F]=cdff("F",Dfn,Dfd,P,Q); [Dfn]=cdff("Dfn",Dfd,P,Q,F); [Dfd]=cdff("Dfd",P,Q,F,Dfn)
パラメータ
- P,Q,F,Dfn,Dfd
同じ大きさの実数ベクトル.
- P,Q (Q=1-P)
F分布の0からFまでの積分. 入力範囲: [0,1].
- F
F密度の積分の上限. 入力範囲: [0, +infinity). 探索範囲: [0,1E300]
- Dfn
分子の二乗和の自由度. 入力範囲: (0, +infinity). 探索範囲: [ 1E-300, 1E300]
- Dfd
分母の二乗和の自由度. 入力範囲: (0, +infinity). 探索範囲: [ 1E-300, 1E300]
説明
F分布のパラメータの一つをそれ以外のパラメータの値を 指定して計算します.
AbramowitzおよびStegunによる, Handbook of Mathematical Functions (1966)の式26.6.2 が F分布の累積分布関数の計算を不完全ベータ関数の計算に 縮減させるために使用されます.
その他のパラメータの計算には, Pの指定された値を出力する値の探索を含みます. この探索は他のパラメータに対するPの単調性に依存します.
F分布の累積値はどの自由度でも単調である必要はありません. このため,指定したCDF値を実現する値が2つ存在する可能性があります. このルーチンは単調性を仮定しており, 2つの値から任意の値を見つけます.
DCDFLIBから: 累積分布関数, 逆, および他のパラメータ用のFortranルーチンの ライブラリ(February, 1994) Barry W. Brown, James Lovato and Kathy Russell. The University of Texas.
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