TMPDIR
テンポラリディレクトリのパス
説明
TMPDIR
定数は,Scilabプロセスのテンポラリディレクトリの
絶対パスを保持します.
各Scilabプロセスは,
Scilabの起動時にTMPDIR
を基準に作成された
独自のテンポラリディレクトリを有します.
このテンポラリディレクトリは,Scilab終了時に削除されます.
テンポラリディレクトリは,システムのテンポラリディレクトリの サブディレクトリに作成され,その名前は SCI_TMP_<unique> となります. ただし, <unique> はScilabの起動時に名前がユニークとなる ように生成された数です. GNU/Linux, UNIX および Mac OS Xでは, このディレクトリへのアクセス権は,Scilabユーザに限定されています.
TMPDIR
定数は,Scilab実行中に変更することはできません.
しかし,GNU/Linux, UNIX および Mac OS Xでは,
システムのテンポラリディレクトリ (通常/tmp
)は,
システム変数TMPDIR
を変更することにより,
選択することができます.
TMPDIR can be used as a general temporary directory,
without respect to any Scilab session. |
参照
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