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2023.1.0 - 日本語


TMPDIR

テンポラリディレクトリのパス

説明

TMPDIR定数は,Scilabプロセスのテンポラリディレクトリの 絶対パスを保持します. 各Scilabプロセスは, Scilabの起動時にTMPDIRを基準に作成された 独自のテンポラリディレクトリを有します. このテンポラリディレクトリは,Scilab終了時に削除されます.

テンポラリディレクトリは,システムのテンポラリディレクトリの サブディレクトリに作成され,その名前は SCI_TMP_<unique> となります. ただし, <unique> はScilabの起動時に名前がユニークとなる ように生成された数です. GNU/Linux, UNIX および Mac OS Xでは, このディレクトリへのアクセス権は,Scilabユーザに限定されています.

TMPDIR 定数は,Scilab実行中に変更することはできません. しかし,GNU/Linux, UNIX および Mac OS Xでは, システムのテンポラリディレクトリ (通常/tmp)は, システム変数TMPDIRを変更することにより, 選択することができます.

TMPDIR can be used as a general temporary directory, without respect to any Scilab session.

ls TMPDIR
ls(TMPDIR)
cd(TMPDIR)

参照

  • tempname — ユニークなファイル名を有するファイルを作成
  • home — ユーザディレクトリを取得する.
  • SCIHOME — 設定ファイルおよびScilabセッションの履歴ファイルのパスを有する.
  • SCI — Scilabのルートパスの値を有する変数.
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Last updated:
Mon May 22 12:43:08 CEST 2023