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2023.0.0 - 日本語


dir

ファイル一覧を取得する

呼び出し手順

dir path
S=dir([path])

パラメータ

path

ディレクトリpathnameを指定する文字列行列 (*を含むパターンで終わる場合もあります). デフォルト値は.です.

S

dir型のtlistで 以下のフィールドを有します : name, date および isdir

説明

dir は path 引数により指定したパターンに 一致するファイルを取得するために使用することができます. パターンは,ファイルに関する情報を取得するために, unix ls または Windows dir コマンドに指定されます. よって, ポータブルな Scilab スクリプトを書くためには, 両方のOSで有効なワイルドカードパターンを指定する必要があります. pathname 変換が行われるため, 例えば, SCI/modules/core/macros/*.sci は unix および windows の両方で有効なパターンとなることに注意してください.

戻り値の変数のname フィールドファイル名の 列ベクトルです.

戻り値の date フィールドは, 1970年1月1日からの積算日でコード化された 直近の修正日を含む整数の列ベクトルです.

戻り値の変数のフィールドisdirは, 対応する名前がディレクトリの場合に true となる 論理値の列ベクトルです.

デフォルトで表示される戻り値の構造はファイルの整形済みの列です. これは,関数%dir_pを再定義することにより変更することが可能です.

dir
dir SCI/modules/core/macros/*.bin
x=dir('SCI/modules/core/macros/*.bin')
dt=getdate(x.date);
mprintf("%s: %04d-%02d-%02d %02d:%02d:%02d\n",x.name,dt(:,[1 2 6 7:9]))

参照

  • listfiles — ファイルのリスト
  • findfiles — 指定したファイル仕様を有する全てのファイルを見つける
  • ls — ファイルを表示
  • fileinfo — ファイルに関する情報を出力
  • date — 現在の日付を日付文字列として得る
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Tue Mar 07 09:28:48 CET 2023